出会ってよかったもの

BOOKS19 ー特集恒例アンケート 今年の収穫をーでは、「本」と「本以外」の今年出会ってよかったものが題材のアンケート結果がまとめられていました。アンケートの対象は原稿依頼、本関係、本誌の関係者ということですが、ライター、カメラマン、画家、シンガー、会社員、図書館員、事務職員と職業はさまざま。

「本」はともかく、「本以外」というところにまず目が向いてめくってみましたところ、・・・それでも「本」と上げる人(笑)、他には演劇、映画、本関係の人々、楽器、商店街などなど。

ところで私はどうだったかなあ。やはり今年は、何人かの知人に引っ張り出してもらって、あちこち出かけたことだったかなと思います。岬カフェだったり、歌舞伎だったり、演劇だったり、映画観賞だったり、普段はどちらかというと引きこもりがちで、仕事と家の往復で精一杯だったところに、違う刺激とリズムが入ってきて、それまでと異なる生活のリズムを追加することができました。こうしてブログに投稿することもそれまでの私には無かったことでした。目を通してくださった皆さま、ありがとうございます。

「本」の出会いでは、BOOKS19では、見知った本がいくつかある中、断片的なものの社会学ー岸政彦、を数人が挙げていて目に留まりました。わたしもこれは読んでみたいですね。エッセイ風にまとめられた新鮮さという感想が載せらていましたが、私の方、職場で積読になっているかもしれません。年始早々探してみなくてはと思っております。

じっくりと読む時間を取らなかった一年でしたが、個人的には「読む時間」アンドレ・ケルテス、これは良かったです。本を読む人々を写した小さな写真集で、見ていてふとなごみ微笑んでしまう本でした。ネット中心の社会に移行とはいえ・・・紙もやはりいいですね。

ではよいお年をお迎えください。