合唱

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時間に隙間がある時には、子どもの行事に参加するようにしているのですが、先日は、高校生の息子の合唱コンクールに行ってきました。

全4時間に、16クラスが競うコンクール。12月から練習を開始したということでしたが、結構難しい曲が続き、短期間によくぞここまでと感心しました。

課題曲と自由曲の2曲で構成されていましたが、自由曲では文字通り、自由をテーマにした選曲が多く、若さならでは!と思いました。聴いていると、声量はあまりないけれど、綺麗なハーモニーのクラスが多く、聴く側の感情に繊細に響いてきました。

三好達治の詩をつかった鴎、この戦後に自由を歌った曲が心に残りました。自分のなかに、自由を感じたり、期待することが少なくなった、とはたと気づき、けれどもこの言葉を耳にすることで、光った緩やかな何かを思い出せそうな気もしてきました。

ハーモニーのなかにいる、彼/彼女らは、この言葉の響きをどのように感じていたのでしょうか。