久保田一竹美術館

一竹のいのちを染めし

この辻が花 

華やげ 幻ならで

 


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館内の写真は撮影できませんでしたが、一千年を超すひばの大黒柱を16本使いピラミッドをイメージ化したという天井高い頑丈な建造物でした。

染色家久保田一竹が、1994年に富士と河口湖を臨む場所に「一竹辻が花作品」を常設するために建てたそうです。

光響、富士山をテーマにした数々の着物の作品に、自然や宇宙の神秘さ、深淵さや精巧さが溢れていいて、引き込まれました。

館内で上映されていたビデオによると、シベリア抑留で、もう生きて帰れないと思った日々に目に飛び込んできた、シベリアの地平線に沈む大きな大きな太陽が、核になっての作品群だとのこと、改めて納得しました。