2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

精神保健看護3 ナラティブと看護

看護学にナラティブという言葉が入ってきて15年以上が経ちますが、最近では療養型病院の新人研修に、自分の看護をナラティブに語るというテーマが設けられるなど益々注目されているようです。 ナラティブ理論は最初は文芸作品の吟味から発展したのですが、話…

曼珠沙華

曼珠沙華。 今年は赤と白の花がカメラに丁度いいアングルだから、写真撮ったら?と母に勧められ、やや重い腰を上げて撮影しました。 結果、実物よりきれいに撮れて満足していたら、母が覗きこんできて、あらっ、私はもっとお花を大きくしたわよ、と自分のを…

インサイド・ヘッド

「感情」をテーマにした映画というので、夏から始まった上映があやうくも終わりそうになるところを、最近観に行ってきました。 父の転勤でミネソタからサンフランシスコに転居し、新しい学校に通うことになった11歳のライリー。彼女の感情を司る5つの感情た…

精神保健看護2 こころを身体で感じ、しかし感じないで

看護場面では、体温/血圧の測定や、動けない患者さんの移動の時などに、患者さんに触れることを通して、患者さんへのこころへの共感が生じることがしばしばあります。冷たい患者さんの身体からは、冷たく心もとない震えるような気持ちを、ずっしりと重い患…

川角を訪ねて

職場から2時間半以上かかったでしょうか。埼玉県の川角にある大学にでかけました。 越生線(おごせせん)というローカル線の一駅で、午後の車内にはジャージ姿の高校生の元気な姿が散在しておりました。目指すはここから徒歩で10分か15分。久しぶりに晴れ間…