2019-01-01から1年間の記事一覧

心の回復と芸術活動

10月中旬に箱根ヶ崎にある瑞穂町郷土資料館で開催された、精神障害者によるギャラリートークに参加してきました。平川病院などで長く造形教室を主宰されてきた安彦講平先生、地域活動支援センターひまわりで活動されている山本真由美先生による支援のもとに…

身体・霊・死 の記憶

二年半前に東京都庭園美術館で行われたクリスチャン・ボルタンスキー展に行きました。再来日の展示、それも今回は、50年の軌跡―待望の大回顧展、とあり、国立新美術館に行ってきました。 会場内はかなり広く、幾つかの展示が同時に開催されていました。 平日…

精神障害者の地域移行支援と基礎教育

10日ほど前に、日本精神保健看護学会のワークショップで、精神看護学教育について話し合う機会を持ちました。地域や臨床では精神障害者の地域移行支援について取り組まれていますが、まだまだ社会的入院患者が多いなか、基礎教育における、現状や将来に向け…

紫陽花

今年も紫陽花が満開を迎えました。もう少し剪定して整えておいた方がよかったかもと思うほど広がりすぎていますが(^^; 雨の雫が残っている方が風情がありますが、今日は梅雨の合間の晴れ日でした。また、一週間が始まります。

グループワーク演習

今年も静岡まで管理職になる看護師を対象にしたグループワーク演習に行ってきました。もう5年位続けて通っています。 当初は看護と集団力動というテーマだったのが、カリキュラムの時間削減のため、だんだん他のコマのテーマが加わり、今年からコミュニケー…

久保田一竹美術館

一竹のいのちを染めし この辻が花 華やげ 幻ならで 館内の写真は撮影できませんでしたが、一千年を超すひばの大黒柱を16本使いピラミッドをイメージ化したという天井高い頑丈な建造物でした。 染色家久保田一竹が、1994年に富士と河口湖を臨む場所に「一竹辻…

パネル展

アートギャラリー884 「精神医療の夜明け前を問う」に行ってきました。パネルとポスターの展示、そして、ドキュメンタリー「夜明け前のうたー沖縄の私宅監置」の上映にも間に合いました ドキュメンタリーでは、第二次大戦後、沖縄県の米国占領下で、長く私宅…

3月21ー26日精神医療の『夜明け前』を問う

沖縄本島北部に現存する私宅監置用の小屋を通して精神医療の歴史と患者たちの置かれた実態について考えるイベントが開かれます。 行政の許可により、合法的に私宅監置ができる精神病者監護法は、1950年に廃止されましたが、米軍統治下に置かれた沖縄での廃止…

遅咲きの梅の花

国際基督教大学に学会参加で行ってきました。遅咲きの梅が青空にはえてとても綺麗です。…実は時期的に桜と思って撮影したところ梅でして、びっくり。 向こうに見えますか?チャペルです。

第20回 「神奈川県看護教育フォーラム」についてのご案内 | 神奈川県看護師等養成機関連絡協議会

明日は、こちら神奈川県看護教育フォーラムに柳田邦男先生に講演を頂きます。 企画運営委員で無事前日となりました。参加者にご満足頂けるよう、明日はがんばろうと思っています。 第20回 「神奈川県看護教育フォーラム」についてのご案内 | 神奈川県看護師…

映画化が楽しみ

帚木蓬生氏「閉鎖病棟(仮)」が秋に映画化されることになったようです。「閉鎖病棟」は、第8回山本周五郎賞を受賞した書下ろし小説で、2000年に「いのちの海 closed ward」として一度映画化されたので、再映画化となります。 重い過去を背負いながら、精神…

アイデンティティはどのように形成されていくのでしょうか。

今年に入って、仕事ではありますけれども、うん十年ぶりに海外に行ってきました。子どもが小さいうちは家を離れない母親をしていましたが、一応、昨年から成人ばかりになったので、母親としての在り方も変化しようとしているのかもしれません。 シンガポー…

近況

かれこれ1年お休みしてしまいました。職場がかわり、内側の仕事のタスクが異常に増えて、体力がついていかず、焦りつつも進めない日々を過ごしました。 「きつい時に一歩だけ前に足を出すこと」というモットーでもって、行っている研究を発表し、その一歩の…