アイデンティティはどのように形成されていくのでしょうか。

 

今年に入って、仕事ではありますけれども、うん十年ぶりに海外に行ってきました。子どもが小さいうちは家を離れない母親をしていましたが、一応、昨年から成人ばかりになったので、母親としての在り方も変化しようとしているのかもしれません。

シンガポール、シティ・ホールという文化施設が多い地域のプラナカン博物館に行ってきました。

 

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もとは学校だったところを博物館に改造したそうです。プラナカンは、中国系移住者が地元マレー人と結婚した家庭を指し、オランダ、ポルトガル、インドなどの影響を受け融合した独自の文化を作ってきました。

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博物館の内部はとても印象的な構造。受付を見下ろした写真です。

さらに印象に残ったのは、街を歩いていても、色んな人種が入り交って歩いているので、みんなそれぞれといった感じで、さほど緊張しなかったことです。一方で多民族国家アイデンティティって何だろうと考えさせられました。

昨日優勝したテニスの大阪さんのことも、今日はちょっと思い浮かべて、グローバル化する世界で、個人はどのようにアイデンティティを形成していくことになるのか、興味深く思っています。


子育てから離れつつある自分自身のアイデンティティーが投影されるのかもしれません。

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下のような手工芸品…自分用のお土産ですが…が歴史を追って沢山展示されていて、華やかな文化を想像しながら、短い滞在期間を楽しみました。30時間位の滞在中、仕事に加えて少し散歩してシンガポールを味わえて幸せでした。

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