2015-01-01から1年間の記事一覧

職業3 働き方について、自らの声を聴くこと

「溢れるほどたくさんデータがあるからこそ、新しい情報化社会のなかで直観の重要性はますます増していく」ー ジョン・ネイスビッツが30年前に著書「メガトレンド」のなかで述べた言葉です。 まさにその時代が到来し、働き方について書かれている本を開いて…

大きな木

近所の公園にある桜の大木ですが、区の管理者が2年くらい前に枝を払ってしまい、それから葉も見られなくなって気になってます。新しい枝はあるかしら? もともと、一人住まいのお家だったのですが、たぶんお亡くなりになり、その後、その広い敷地を、区が引…

研究2 研究テーマについて

就職して30年も経ってくると、自分が行ってきた研究のテーマがさまざまにつながっていることに気づきます。 私の場合、一番はじめは看護専門学校の卒業研究で、清拭に使用するベースンの細菌培養を行いました。学生の時は、人間関係や心理に関心を持ちつつも…

なるようになる

新幹線で読む本はないかな?と品川駅の書店を回っていて目についた本「人生をいじくり回してはいけない」ちくま文庫。水木しげる著とあって、小学生時代に観た「ゲゲゲの鬼太郎」が脳裏によぎり手に取ってそのまま購入してしまいました。そういうと、しばら…

お引っ越し

研究室を引っ越しました。今年は退職者が多かったので私だけではないのですが、今の職場で3ヵ所目です。これまで何ヵ所?と数えたら、覚えてるかぎり8ヵ所目の研究室になったことがわかりました。歳を取ってきたせいか、今回は体力的にスムーズじゃなく、昨…

教育2 実践的職業教育と看護

昨年末から、大学の在り方についての討論が騒がしく行われていましたが、アカデミックなG型大学と職業教育中心のL型大学の分類表を見た時には、正直驚きました1)。 けれども、先日、文科省の有識者会議(第12回)2)における、実践的な職業教育を行う新た…

幕が上がる

不思議な涙を誘う映画でした。 演劇部の部長 高橋さおりと部員たち、演劇部指導 吉岡先生、そしてさおりのお母さん。違った世代の女性たちが絡み合ってつくる物語。 わたしは、と言うと、すでにお母さん世代だからか、どの役にも同一化でき、それぞれの場面…

職業2 サードプレイス

日常生活を送る場所には、家庭、職場の他に、カフェ、居酒屋、雑貨屋、食堂などのインフォーマルなコミュニティの場があって、これらのバランスによって充実した毎日が送れると言います。この家庭でも職場でもない、3つめのコミュニティの場は「サードプレ…

団塊世代の定年退職

年度末になって退職者送別会の時期になりました。 今年は、わたしにとって、お世話になった方々がたくさん定年退職される年となりました。昨年末から、記念会のお知らせをいただいたり、職場ではゴミ箱の近くに頻回に図書が山積みされていたりと、ご退職を実…

アルコール1  未成年者の飲酒と居場所の欠如

最近起きた川崎の事件記事で、事件前に少年がアルコールを摂取していたという部分に目がしばりつけられました。アルコール関連問題が今までにない深さで日常生活を脅かしているという危機感を感じました。 WHOの調査によると、2012年の飲酒による死亡者数は3…

教育1 看護基礎教育の方向はいづこに?

看護基礎教育の焦点は、看護の本質や方法論にありましたが、バブル崩壊後の臨床看護に、コンシューマーという言葉が加入されるようになったころから、徐々にその方向を変えていったように思います。 このころから、医療への市場原理の導入が加速化し、看護師…

息子からのプレゼント

息子がようやく20歳を迎え大人の仲間入りをしました。それまでは、自宅で酒類を飲むことはなかったのですが、これで一挙に解禁されました。 さて、冬の入り口、私の母、つまり彼の祖母が赤玉スイートワインにはまり、近くのスーパーで買ってきたものを食前酒…

広い河の岸辺

朝のテレビ小説「マッサン」と「花子とアン」でお馴染みになった歌です。マッサンでは、主人公エリーが口ずさんでいました。約340年前のスコットランド民謡「The Water is Wide」。中高年が火付け役となって大ヒットになったそうです。あちらこちらで歌われ…

研究1  研究者とは何をする人か?-キュレーターという仕事を知って

ある記事から、「キュレーター」という言葉が目に飛び込んできて関心を持ちました。森美術館の荒木夏実氏のインタビュー記事でした。キュレーターとは、展覧会の企画と実施をする人で学芸員に似ていますが、より独立性があって、総合的に任されているイメー…

職業1 働き方のゆくえ

自動車会社への他業種の参入が話題になっています。排ガス規制を背景にした電気自動車、インターフェイス、カーコンピューティング。あらゆるモノがインターネットでつながっていく将来への可能性を開く一産業の話題です。 こうした参入は、IT系人材の自動車…

ドラムかんー真っ黒になってボールを追いかけたあの頃

久しぶりに高校時代のバレー班の同級生に会って楽しいひとときを過ごしました。あれから40年にもなろうとしています。 わたしたちのバレー班では名物の顧問、年子先生がいて、毎年の合宿には彼女がつくった「ドラムかん」という練習メニューがありました。年…

おとなりの紅梅

寒い日暖かい日がじゅんぐりに続く2月、梅がちらほら開花しています。うちの庭の梅はまだつぼみ。写真は、お隣さんの玄関先にある紅梅です。この梅は、毎年、早めに咲くので、あら綺麗と思っているうちに、満開になり、散っていってしまい、これまでカメラに…

誕生月に

はじめてみることにしました。生活、仕事、などについて、印象に残ったことを、伝えていきたいです。